八坂神社の祭礼で、その歴史は1000年以上におよびます。
平安時代中期、京の都に流行した疫病を鎮める為、神泉苑(しんせんえん)に当時の国数にちなんだ66本の矛(ほこ)を立て、神輿(みこし)を送ったことが始まりといわれています。
応仁の乱で30年余り途絶えたり、3度の大火や戦争で鉾や山が焼かれたりしましたが、その都度、力強い町の人々によってよみがえり今日まで続けられてきました。
7月1日の吉符入(きっぷいり)を皮切りに、31日に行われる夏越祭まで1ヶ月間、京の町は祇園祭一色に染まります。
2014年から49年ぶりに「前祭」と「後祭」の2回に分かれて山鉾巡行が行われる本来の祇園祭の形が復活しました。
前祭は17日、後祭は24日に山鉾巡行が行われます。
有料観覧席のご案内
7月17日の前祭(さきまつり)巡行、24日の後祭(あとまつり)巡行をゆっくりとご覧いただける有料観覧席が設けられます。
お問い合わせは京都市観光協会へ
TEL:075-752-7070
http://www.kyokanko.or.jp/gion/kanran.html