京都駅から地下鉄で20分。「蹴上駅」下車、徒歩10分。
南禅寺
なんぜんじ
南禅寺は今から710年あまり昔の正応4年(1291年)、亀山法皇が無関普門を開山(初代住職)に迎えて創建され、現在は臨済宗南禅寺派の大本山となっています。
室町時代には、禅寺の最高位である「五山の上」と位置づけられた格式ある寺院です。
威風堂々とした姿の三門は、日本三大門の一つに数えられます。
境内には、琵琶湖から京都へ水を供給するための疏水を通した水道橋である「水路閣(すいろかく)」があります。古代ローマの水道橋を参考にして造られた欧風建築の美しいアーチが、厳かな古寺の風景に溶け込む様子は独特の雰囲気があります。